樹脂粘土でクレイフラワー『白梅』作ってみた

クレイフラワー
この記事は約3分で読めます。

まだ寒い季節に梅の花が咲くと、もうすぐ春だなあと気持ちがほっこりしませんか?
可憐な梅の花は5枚弁。本を見ながら挑戦してみました!

この記事では、作成中に難しかった点と、自分なりの対策を挙げています。
これから作ってみたいと思う方の参考になれば嬉しいです。

※知識・技術が増えたら情報を更新していく予定です。

↑完成系。参考著書でミニ盆栽風に仕上げていたので、私も陶器の器に植えてみました。

クレイフラワーの基本的なことを知りたい方はこちら↓

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難しかった点とその対策

花芯のペップがうまく貼りつかない

本物ではめしべやおしべにあたるペップ。
準備段階で束ねて細いワイヤーに貼り付けるのですが、かなりのボリュームになりとてもやりづらい。
たくさん貼ると、あとでガクの部分の形が崩れて不格好になってしまいました。

対策としては、とにかく極小で紙軸の細いペップを使うことなどが挙げられます。
ボンドが生乾きのうちに、ペップの根元をハサミで斜めに切り取る方法などもあります。

また、本には書いてありませんが、乾いた花のペップ部分をピンセットで少し曲げています。
紙軸なので少し癖がつく程度ですが、真っすぐな状態のままよりは本物に近くなると感じています。

5枚の花びらをうまく伸ばせない

私の実感としてクレイフラワーの最初の難関がここです。
今も試行錯誤ですが、伸ばし棒の使い方が本当に難しい。
問題として、以下のような点が挙げられました。

①均一に薄く伸びない
②花びらどうしの根元がくっつく
③伸ばしているうちに花びらがちぎれたり、根元に穴が開く

でも、本には伸ばし棒の詳しい使い方は書いておらず、写真も少ない。
試行錯誤中ですが、私は現段階では次のように対策しています。

①伸ばす前の五等分の切り込みを正確に入れる
 伸ばしたい花びらは、指の第一関節あたりで固定して伸ばすとやり易い!
②隣の花びらを手前に持ち上げてから、重ならないようずらして伸ばす
③伸ばし棒を少し向こう側に倒すように傾けながら伸ばす
 (伸ばし棒の端のとがっている部分が、花びらの根元に触れないようにする)

↑私の使っている伸ばし棒。手芸用品店で購入しました。

片方が丸棒で、もう片方が角棒になっていて便利です。
丸棒は花びらや葉のふちを薄くするのに使用し、角棒は花びらにスジの模様を付けるのに使用しています。

油絵具が乾いていないうちに組んでしまうと・・・

以前はアクリル絵の具を使用していたので、油絵具について全く無知でした。
違いは多々あれど、とにかく乾きが遅い!
油絵の具のチューブを見ると、乾燥まで5日と書かれているものも。

花のガク部分にクリムソンレーキを塗り、そのままの勢いで組み立てると、
当然ながらせっかくの白い花びらが汚れます!!
慣れている方はこんな凡ミスはしないでしょうが、初心者の方お気を付けくださいね。。

枝の太さの調整が難しい

花とつぼみを組んで枝にした後、ひとつの梅の木に組み立てていきますが・・・
思ったより枝が細くなってしまいアンバランスになってしまいました。
対策としては、枝を組む際に、少し太めのワイヤーを躊躇することなく足していくことだと考えます。


本物の梅はもっと大きいので形を想像することは難しいですが、枝が細いままだと偽物感が出てしまいました。
太さを変えて、ゴツゴツした感じを出すことが重要です。
要リベンジ!

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まとめ

梅のように花びらが薄く均一なものは、伸ばし棒をいかにうまく使うかに限ると感じました。
実の草花のように、たくさん集めればなんとか可愛く見えることもありませんでした・・・


薄くするほどより本物に近づく感覚があるので、
一枚一枚の花びらを美しく伸ばせるように、今後も精進していきます!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

以下の記事では、モッコウバラを作りながら感じたことやコツをまとめてあります。

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この記事を書いたひと
管理人
ぱちょ

工作大好きな二児の母。
2019年から、独学で樹脂粘土の作品を作り始めました。
現在はクレイフラワー教室で勉強中です。
↓近況はinstagramで更新しています。

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