道路沿いに菜の花が咲いていると、一気に春だなあと感じます。
桜や桃などピンク色の花との相性も良く、抜群にきれいですよね。
枯れない菜の花が部屋にあったら、気分が明るくなると思いませんか?
この記事では、教室で作った中で難しかった点と、自分なりの対策を挙げています。
これから作ってみたいと思う方の参考になれば嬉しいです。
クレイフラワーの基本的なことを知りたい方はこちら↓
難しかった点とその対策
おしべがうまく貼りつかない
菜の花のおしべは、めしべの周りに6本あります。
(4本が長く、2本が短い)
毎回おしべを貼るのが苦手なのですが、今回もかなり苦戦。
バラペップを使用しましたが、もっと細い、極小のものでも良さそうです。
貼り付けたそばからボロボロ落ちてくるので、始めにめしべにボンドだけを塗って少し乾かします。
そこへ一本ずつおしべを付けていくと、垂れずにうまくいくことが多いです。

↑よくみる見ると、おしべの長さが2段階になっています。
こういう細かな再現も大事だなと思います^^
花びらを均等に薄く伸ばすのが難しい
本物の菜の花の花びらは大きさが1.5cm~2.5cm程と、幅があるようです。
今回の反省点として、全て1cm強の小ぶりな花びらにしてしまったことがあります。
大きさに幅を持たせて、バラバラに作った方が自然に見えたかもしれません。
そして、小さく作ると伸ばすのがとっても難しい!!
細い細工棒では穴が開いてしまうので、太い棒を使用して一枚ずつ伸ばします。
ポイントとしては、やはり人差し指の第一関節あたりで固定して伸ばすことだと感じています。
ちぢれた葉とその色味の再現が難しい
菜の花の葉っぱは、縮れて少しゴツゴツしています。
今回のように縮れた葉には思いっきりフリルを付けたい!
ということで、いつもよりフリフリにさせてみました。
このフリルについて、以前スイートピーを作った時に気が付いたのですが、
粘土を薄く伸ばしすぎるとフリルが付かない
これ大事ですね。
(私の腕の問題もありますが^^;)
伸びた部分がフリルになるので当たり前なんですが、
できるだけ薄く再現しようとはりきって、型抜き前にかなり伸ばしてしまうことが多かったです。
むしろ破けて失敗続きに・・・。
フリルを付けるものは限界まで伸ばさずに、少しだけ厚みを持たせた方が良いです。
そして彩色は偽物っぽくならないように、仕上げに枯れ色をぼかしています。↓

↓完成形。花一つ一つをずらして組んだ方が、リアルに見えました。

まとめ
バラやガーベラなど花屋さんの花も綺麗ですが・・・
菜の花のように、花も葉もちょっといびつな野生の花の再現はとても楽しいです。
今回は花の大きさも揃えてしまいましたが、次回は花の大小をつけてよりリアルな菜の花を目指したいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
コメント