難易度・・・★★★★☆
粘土でリアルなピザが作れたらいいなぁ。何から始めたらいいのかわからない・・・難しいでしょ?
まずは具の少ないマルゲリータから挑戦しましょう。初心者の方も写真を見ながらゆっくりやれば、できるはずです!
食品サンプルのピザを見て、作ってみたいと思ったことはありませんか?
ちょっと焦げたチーズや耳の部分の焼き目をうまく再現して、ミニサイズの可愛いピザが作れます!
工程は多いですが、身近な材料でできるのでぜひ挑戦してみて下さい。
準備するもの
・樹脂粘土
・アクリル絵の具(黄土色、茶色、黄色、黒、緑、白)
・筆(面相筆など細いものが良い)
・ニス
・ボンド
・ピンセット
・アルミホイル
・つまようじ
・焼き色つけ用のスポンジ(もしくはメイク用パフ)
・木製のマドラー(100円均一にあります。綿棒でも代用可能)
道具・材料について詳しく知りたい方は、 ミニチュア作りの初めに必要な13点の道具を紹介しますの記事もご覧ください。
作り方
バジルを作る
①下準備
樹脂粘土に緑色のアクリル絵の具を混ぜる。
べたつきが無くなるまで、しっかりこねる。
②成形
直径7mm、厚さ1mmの木の葉型に成形する。
質感を出すために、丸めたアルミホイルで軽く叩く。
ピザ1枚に5枚使用するので、必要分作り乾燥させておく。
ピザ生地を作る
①下準備
パンと同様に、樹脂粘土に少量の黄土色を混ぜる。
小麦粉の自然な色が出せる。
初めはべたつくので、均一になるまでよくこねる。
②成形
直径3cm、厚さ3mm程の円形に伸ばす。
ピザの耳になる部分、周りの3mm程を残して、指で軽く押さえてくぼみを作る。
押しすぎると粘土が薄くなるので注意!
つまようじで耳の部分をつついて質感を付ける。
数本のようじをゴムで束ねると便利。
そのまま乾燥させる。
③焼き色をつける
まず、黄土色+黄色を多めの水で薄めてスポンジにしみこませ、ティッシュオフしてから塗る。
この段階ではパンのように濃い焦げ目を付けずに、薄めに塗る。
(焼き色について詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください)
④ソースを塗る
ボンドに赤と朱色の絵の具を混ぜてソースを作り、木製マドラーや綿棒で塗る。
耳の部分には塗らない。
⑤モッツァレラチーズをトッピングする
ボンドに白とごく少量の黄色を混ぜてチーズを作る。
つまようじで、先ほどのソースの上にバランスよく落としていく。
大小不揃いな楕円形にする。
一発勝負なので慎重に・・・
チーズとソースを乾かす。
⑥仕上げ
最終的な焼き色を付ける。
茶色と、茶色に黒を混ぜたこげ茶の絵の具2色を作って細い筆にとる。
まず茶色→こげ茶色の順に塗る。
水分がほぼつかなくなるくらい、ティッシュオフしてから塗る。
チーズの表面は筆の先で軽く叩くようにして焼き目を付ける。
生地の耳の部分は、こげ茶の絵の具で大小の丸を描いて焼き目に見立てる。
最初に作ったバジルをバランスよく乗せて、同じようにこげ茶色で焼き目を付ける。
ニスを塗って、できあがり!
こだわりたい人は、先につや消しニスで耳の部分を塗り、乾いたらつや出しニスを具の部分に塗ると更にリアルに仕上がる。
ボクの作ったものは、なんだか不格好でおいしそうに見えないんだけど?
ピザは焼き目の付け方がポイントです!こげ茶色の絵の具をうまく使ってリアルな焼き加減を目指しましょう。写真を参考にしてもいいですね。
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